全体染め?リタッチ(根元染め)????
季節の変わり目、特に今の時期なんかは、カラーチェンジをして楽しみたい人は多いです。
難しい問題なのですが、
デザインをとると、ダメージがついてきます。
これは、今のところどうしてもさけられません。
明るくしたいけど傷まないヘアカラーは今のところありません。
綺麗な髪のままヘアカラーを続けたい方には、リタッチ(根元染め)がオススメです。
会社などでも〇〇トーンまでokなどと、明るさの基準を聞いたことがあると思います。
明るさのおおまかなイメージは、
5〜6トーンが地毛っぽい感じ(白髪も染まる)
7トーン 室内暗めの艶っぽい茶色(白髪も染まる)
8トーン アッシュやピンクなど少し色味の違いがわかるくらいの茶色(白髪も染まる)
9〜10トーン ちょっと明るめの茶色、色味わかる(白髪は浮く)
11〜13トーン 明るめ、色味はっきり(白髪は染まらないけど明るさに紛れる)
13トーン以上 ブリーチ使っていく明るめ
細かくは色々意見はあるでしょうが、だいたいこんな感じ。笑
で、、、
明るさは残したいけど、ヘアダメージが気になる方は
7〜8トーンくらいまでのリタッチ(根元染め)がオススメです。
カラーをする場合、
7トーン〜8トーンで、1度全体を染めて、
その後のヘアカラーは、生えてきた根元の部分のみを染める、リタッチを繰り返す事で、1番ダメージが少なく髪を綺麗に保つ事ができます。
*8トーンでだいたいこれくらいかなぁ
カラー剤の性質上、8トーンのヘアカラーで染めた場合、
髪にカラーを塗って放置して、色の発色を待つまでに、
髪の中では
9トーン〜10トーンまで1度明るくなって、
その後、色味が発色して8トーンまで下がって仕上がりの色に落ち着くという事がおこっています。
ですので、仕上がりが8トーンだと、1ヵ月して色落ちした場合、9トーン〜10トーンの茶色になってしまいます。
ココがポイントで、
最初に9トーン〜10トーンに染めると、
カラー退色後は11〜12トーンになってしまいます。
少しオレンジっぽくなったり、黄色っぽくなったりして、
また色味をかぶせないといけないっていうループに入り、
毎回毎回毛先までカラーを繰り返す事になり、
だんだんとダメージが蓄積されてしまうのです。
1回や2回のヘアカラーで取り返しがつかないくらい髪がダメージする事はないので、
7トーン〜8トーンくらいの明るさで、はえてきた黒い髪の毛の部分のリタッチを繰り返す事でヘアダメージは抑えられます。
7トーンから8トーンのヘアカラーは明るさを楽しみつつ、肌も明るく見せてくれます。
8トーンまでなら白髪も染まります。
色味落ちしても、ギラギラにオレンジや黄色になりません。
ヘアダメージが気になるけど、ある程度の明るさも楽しみたいという方は、7トーン〜8トーンのリタッチを続けて美髪を目指しましょう。
最後に、、
今回は、ある程度の明るさも保ちつつ、ダメージは最小限に抑えたいという方向けの記事なりましたが、
もっと明るい方がいい!色味ももっと楽しみたいって方もいらっしゃると思います。
気持ちはすごくわかりますが、絶対傷まないヘアカラーは、今のところ開発されてません。
その場合は、カラーの調整や、ヘアケア方法など、髪への負担とデザインのバランスを美容師さんと相談して、落とし所を見つけて下さいね!?