ヴィダルサスーンアカデミー ロンドン研修 カット編

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

ヴィダルサスーンアカデミーにて

abcカットコンプリートを修了する為に

ロンドンまでやってきました。

前日、ロンドンの街並みを見て回って

早めに寝て(しまって)

目が覚めたら朝の5時。笑

とりあえず散歩しようと

少し歩いて、グリーンパーク、ハイドパークまで行ってきました。

グリーンパーク

ロンドンの街は大都会なのですが、

綺麗な公園も沢山あります。

昔の建物が沢山残っていて、

高層ビルがドカンドカンと沢山あるわけではないので、

空も開けていて、光も感じやすく

気持ちがいいです。

ランニングしたり、自転車で運動されてるかたも多く感じました。

ハイドパーク

ケンジントン・ガーデンズ

朝日が綺麗な時間でした

8月の朝は、少し肌寒く感じ

日本の秋っぽい、スッとした感じかなぁ

薄手の長袖でちょうどいいくらい

歩いてると少しあったまってきます

学校近くに戻ってきて、朝食をすませ

いざ学校へ!

学校カッコいいー

SASSOONの代表作にSASSOONのサイン入り

入り口には作品もズラリ

学校とサロンが併設してあり、カラーラボもありす。

通訳を担当してくださる方と合流して

いざ授業に!

午前中は講義とデモがあり

午後は実施!

最初はアカデミーの施設の説明があり

まだココに居ることに馴染めていない僕は

ぼやーっと聞いてたのですが、

いつの間にかヌルっと授業が始まりました!笑

講義からのデモ

講義中は、通訳さんが同時通訳してくれて

本当に助かりました!感謝感謝。

ヴィダルサスーンの基礎

近代カットの基礎である

abc。

骨格をみて、立ち姿をみて、ファッションをみて。

そして、

皆さんも聞いたことあるかもしれませんが

ライン、グラデーション、レイヤー

ざっくり説明すると

この3つの技術を組み合わせて髪型を作っております。

どこに重さを積み上げるか?どこを削るのか?

ライン、グラデーション、レイヤー

このたった3つなので、逆に言えば

このabcをしっかり理解する事

適切な場所に、丁寧に使う事で

美しいヘアスタイルへ導きます。

もちろん、手技だけでなく

仕上がりのイメージを描ける事もとても大切。

個人的に

なるべく、美しいものを沢山見て

美しい自然に触れることを大切にしてます。

人を魅了するものには

美しさがあり、

美しさの中には法則があると思ってます。

知覚、感覚、情感を揺さぶるもの

そして、より普遍的で、必然的で、客観的で、社会的で

まぁいつもいつも

そこまで深くは考えてないのですが

なるべく美しいものに、触れていれば

美しいバランスや形を

潜在意識にすりこめる気がします。

なんか変だな?なんか重たいな?なんかうすぎるな?なんか浮いてるな?なんか強調されすぎてるな?

多分そういう「違和感」は

誰しももってますよね。

午後はモデルさんを実際にabcを使ってカット。

abcと平行して

ラウンド、スクエア、トライアングル、ダイレクション、セクション、立ち位置、などを考慮しつつ

先生と意見交換しながら

フィニッシュ!

ヴィダルサスーンとはいえ、

飛び抜けた、変わった技術があるわけではありません。

きちんと、ゲストを見ること、abcの理解を深める事。

これの徹底なんだなぁと。

改められました。

頭で理解してる

言葉にできる

身体に落とし込む

潜在意識に落とし込む

当たり前だけど、当たり前をきちんと積み上げること。

放課後は、

通訳さんからミュージカルに招待して頂き

パレイディアム劇場へ

レトロで、クラシカルな劇場で

ウエストエンドデビュー。笑

通訳の方が面倒見の良い方で

同時期に

日本の、千と千尋のミュージカルが

ロンドンで開催されており、

その通訳も担当されている方でして

休みの合間に

僕の学校の通訳も引き受けて頂いていたそう。

是非ウエストエンドを体験してほしいと

招待して頂きました。

いやー本当にありがたい。運が良いな。

感謝感謝です。

次回は、ヴィダルサスーンアカデミー、ヘアカラー編