ヴィダルサスーンアカデミー ロンドン カラー編

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

カットと併用して

ヘアカラーの講義もありました。

カットと同様ヘアカラーもabcの哲学があります。

デモを行いながら、話がはじまっていきます。

美容の勉強会は、モデルさんにご協力頂く事が多いです。

骨格も髪質も指紋と同じで

十人十色ですので

カットもヘアカラーも

毎度同じやり方が正解となるわけではありません。

なので、やはり基本の組み合わせなんですよね。

カラーだけで考えても

全体カラー

ハイライト

全体カラーハイライトの組み合わせ

もちろんカットとの組み合わせも考えないといけません。

ロンドンっぽいなぁという話だと

肌の色の話は、差別的発言に繋がる可能性があるので、注意が必要だということでした。

ロンドンは確かに、街歩いていても

様々な人種の方がいらっしゃいます。

日本は、ほとんど日本人ですもんね。

もちろん日本人といえど、

先ほど書いたように指紋と同じで

ひとくくりではありませんが。

午前中実践をへて

午後は実技。

先ほどのヘアカラーのabcの話を

ふまえて、

先生と意見交換をしながら

実践をおこないます。

クラスメイトも頑張ってる

あっという間にフィニッシュ

モデルさんは可愛い叔母様でした。

次回、カットされるそうで

今回は、伸びてきた部分のヘアカラーの繋ぎと

ハイライトのコンビネーションでした。

ハイライトはブリーチ

ヘアカラー全体は毛先に繋ぎぐためのカラー


講義の時に

”ヘアカラーのヘアケアについては、

どのように考え、伝えていますか?“

という質問をさせて頂きました。

答えの、その前に、

皆さんに、知っておいてほしいことがありまして

そもそも、日本人とは髪質が全くちがうんですよねぇ。笑

これまた、ひとくくりにはできませんが

欧米人はの髪質は、

細くて、多くて、クセがない

そして、細いのに薬剤に対して、なんかやたら強い。笑

僕のモデルさん。

叔母様も、ハイライトに負担のかかるブリーチをいれてるんです。

めちゃくちゃ切れそうで

怖いなぁと思っていたのですが

ブリーチして乾かしても

サラサラしてるんですよねぇ。。

(もちろん先生とモデルさんと話し合いのうえブリーチをいれてます)

欧米人は、キューティクルの層が厚いと言われてますが

実践して、実感しました。

なので、ブリーチをしてもあんまり傷んだ感覚がないんですよねぇ。

マジで、日本人の髪質とは全くちがう繊維と言ってもいいくらい。

日本人の大人女性だと

ハイライトとはいえブリーチをかけると

どうしても髪の毛が乾いてしまいます。

(人にもよるし、度合いにもよりますが)

話しを戻しまして

ヘアケアについての考えについて。

もし、希望のヘアカラーをする事によって

お手入れがやりにくくなるほどの

ダメージが予想される場合

お断りする事もあるそう。

SASSOONから出たゲストが

SASSOONのヘアスタイルを宣伝する事になるから

いくら希望とはいえ、

仕上がりが美しくないヘアスタイルを提供する事はできないと。

よほど、無謀なヘアカラーでなければ

ホームケア商品のご紹介もしますが

結局のところは

カットも、カラーも、ヘアケアも

美しくある事が前提であるという事でした。

そう、だから

ロンドンだから、SASSOONだから

特別な事をやってるわけではなく

美しいヘアスタイルという事に

シンプルに向き合い

お客様に提供するという事です。

本当にシンプルで

きちんと美しいに向き合う

それが芯にあってブレない。

SASSOONという哲学、ブランド、美容師という仕事に誇りをもっていること

講義の中、どの言葉にも感じました。

カットやカラーの技術はもちろんですが

美しくある事に向き合う姿勢を

改めさせられました。