こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。
ロンドンはどうでしたか？
(ヴィダルサスーンアカデミー)
沢山の方にご支援頂き
ロンドンにあるヴィダルサスーンアカデミーにて
カット、カラーの勉強をしてきました。
帰ってきてどうでしたかー？って
聞いて頂いて
話しもだいぶまとまってきましたので、笑
改めて。
まず良く聞かれるのが観光！笑
空港のトランジットは本当ここ数年で
便利にスムーズになりました。
パスポートかざして写真撮ったら入国。
あの税関のわからない英語のやりとりは
ありませんでした。
楽になったもんで。
食はロンドンはどこで食べても美味しいです。
流石に都会なんで、食も問題なく
美味しい白米があるとベストかなぁとは思いましたが、
まぁ海外来たので海外の食を楽しんだらええかなと。
観光地はいわゆる観光ですので
InstagramやYouTubeでみるのと同じです。笑
肌感としては、
黄昏時が日本より長く感じたなぁ
というのと、
公園が沢山あって気持ちいい！
ほとんどの人がタトゥー入ってるなぁ〜
公共の交通機関もお店も全てクレカでいいので
両替しなくていいから便利やなぁ〜
って感じです。笑
まぁ観光はそんな感じ
本来の目的である、ロンドンヴィダルサスーンアカデミー。
これはですね。
めちゃくちゃ良かったです！笑
カットの基礎や哲学を作ったと言っても過言ではない
ヴィダルサスーン。
そのイズムを1から学べるコースを受講しました。
(ABCコンプリートコース)
美容歴約20年
基礎の大切さを、改めて確認する事で
気づく事、改めさせられる事、沢山あり
今のサロンワークに活かされて
毎日がまた楽しくなりました。
ヴィダルサスーンでも、基礎を重んじており
ライン、グラデーション、レイヤー
ハサミの持ち方、立ち位置、引き出す角度
コームの入れ方、頭の捉え方、骨格の捉え方、
シルエットの捉え方
基礎が全てといわんばかりに
一つ一つの動作の意味をしっかり見直します。
それもまたプロっぽいなぁ
かっこいいなぁと思いました。(ミーハー笑)
今20年経って改めてやることで
意味や、捉え方がかわります。
クラスには
ロンドン、アメリカ、ポーランド、インド、南アフリカ、韓国、日本(僕)
キャリアもバラバラ世界各地から
美容師があつまってました。
みんな、美を追求する姿勢は同じで、悩みも似たようなところ。
ある意味自信になった部分もあります。
基礎や、哲学じたいは
もちろん見直して、ためになったけど
何を言ってるのか？さっぱりわからないとか
言われたことができない！
という事はなかったので
きちんと基礎ができれば
世界中どこでも髪の毛を切ることができるんだなぁと。
ロンドンだから、ヴィダルサスーンだから
裏技や、日本と全然違う何か？があるわけでもなく
基礎があれば、いかようにも応用ができる。
ヴィダルサスーンが作り上げた基礎や哲学は
本当偉大な功績だったんだと
改めて感謝しましたし、自信にもなりました。
ですが、やはりヴィダルサスーンのスタイリストはかっこいい。
プロ意識が高いというか
基礎を重んじているところもそうですが
なんていうかアーティストなんですよね。
立ち振舞、一つ一つの言葉、向き合う姿勢、自分のつくるヘアスタイルへの責任感、デザイン。
これはなんていうか
行かないとわからない事です。笑
オーラというか、日々の細かな積み重ねでできた雰囲気というか
プロ、アーティスト、職人？
美容師というより、アーティストです。笑
SNS戦略とか、広告とか、そういうところで戦ってない感じ。笑
日本だと、フォロワー多いからとか、一番上にあがってきたからとか
マーケティングが優先されていて
そういう選ばれ方も目立ち
まぁそれはそれで、大切な事かもしれませんが
本来はクリエイティブが仕事だよなぁと
なんかとにかく意識が高いので
それは本当反省しました。笑
まだまだやらないとなぁーと活力になりました。
基礎を改めて、またサロンワークが楽しくなった。
世界中どこでもカットできるんだと自信にもなった。
プロとしての姿勢や意識を改められた。
こんなところが大きく感じたことでした。
美容学校卒業して
すぐ留学する人も多いですが
それだと、技術覚えるのに必死になって
大きな枠の部分が見えなかったかもしれません。
今のキャリアで行けたことは
僕にとって大きな経験、財産となりました。
本当に応援して頂いた皆さん、快くおくりだしてくれたスタッフに
改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました！
これを読んで頂いた
美容師さんにも参考になれば幸いです。
初日からの振り返りはこちらから↓