こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。
天然100%ヘナを取り扱ったり
湯シャン歴7.8年だったりする
福岡在住の歴20年の美容師です。
有り難い事に
湯シャンに理解がある美容師さんのところにとか
天然100%ヘナの施術ができるサロンに
という理由で来店していただける事もあるのですが
話を聞いていると
中には、手作りヘアケアや、手作り化粧品
を使用している方も、いらっしゃいます。
結論から申し上げますと
個人で楽しむぶんには
ええと思いますよ。
という着地になりますが
今日は、
医者でも化学者でもない
美容師の視点から
個人的感想を話てみたいと思います。
ネットで調べれば、出てくるのですが
むかし、むかしのお話
洗髪には、
「うどん粉」「ふのり」「粘土」「滑石」「緑豆」「油粕」「たまごの白身」「灰、灰汁」「米のとぎ汁」
などなど
様々なものを洗剤の代わりに使用していたそうな。
化粧水も
「ヘチマ水」「獣の油」「植物の汁」
などなど
ささっと調べただけでこのように出てきます。
手作りヘアケアや、手作り化粧品
へぇ昔は、こんな感じだったんだと
楽しそうですよね。
ただし、これらのヘアケアやスキンケアを行うにあたって
容易にに想像できる事としては
雑菌が繁殖したり
品質が劣化したりするため
かえって髪の毛や、肌に悪影響がでる可能性もなきにしもあらずという事。
化粧品とは、組み合わせによって
理想とは真逆の反応を示すものがあったり
管理を間違えてしまえば、肌荒れの原因になったり過度に酸化したものを使えば刺激にもなります。
防腐剤フリーが本当に良いのか?
言うまでもなく、防腐剤がないと、腐りやすい環境をつくります。
防腐剤などの適量は理解できているのか?
防腐剤濃度が足りずに菌繁殖するなんてことも
考えられます。
カタカナの成分が沢山あると怖い感じがする?
手作り化粧品の作り方!?
ネットに作り方も容量も書いてあるから大丈夫!!
本当にそうでしょうか?
では、その発信者は何をしてる人で
どういう実績、経歴がある人なのか?
ただのまとめサイトかもしれませんし
発信元は誰なのか?
わかったところで仕方ない事ではあるのですが
ネットに書いてある事を鵜呑みにしてよいのか?
(これは僕の記事にも言えますが。笑)
とまぁ、そんな感じで考えていくと
現実的、理屈っぽすぎて、楽しくなくなってきまよすね。笑
なので、完全否定はしませんが
しっかり調べて、考えて
自己責任で行うぶんには
誰にも止める権利はありませんので
ええと思います。
プラシーボ効果もありますし
考えて、吟味して、納得していれば
カタツムリだろうが、アロエだろうが、
重曹だろうが、米ぬかだろうが、塩だろうが
それでええんちゃうかなと思います。
僕自身は、湯シャンで
仕事では、ヘナやヘアカラー、パーマ液も使いますので、厳選したシャンプーを使用しています。
話はかわりますが
最近読んだ漫画
画像元:グーグルブックスより
ようこそ!FACTへ
陰謀論にハマっていく主人公をコミカルにそしてシリアスに描いた漫画
全4巻なのですが、現代っぽくて面白いなぁと思いながら読みました。
個人的には、陰謀論とか都市伝説とか
エンタメとして面白く聞いていたりしますが
なかには、それ本当?というような、とんでも理論から
マジっぽく聞こえてくるような話まで様々。
正に信じるか信じないかはあなた次第です。
なのですが
これって、結構美容品や健康系のグッズでも
あるあるな感じがします。
〇〇成分で癖毛が治る!
〇〇の風で乾かすドライヤーで髪の毛が治る!
アイロンを通すほど髪の毛が蘇る!
など
ちょっとほんまか?と思うような広告や
逆に、シャンプーはメーカーの広告戦略だ!とか
ヘアカラーするとハゲる!とか
根拠が曖昧な、ありそうな無さそうな話。
まぁ結局、美容に関しては
1+1=2みたいな
絶対的な答えはないと思いますので
最終的には好みになるのでね。何とも言えませんが。
どんな事柄でも
色んな観点から物事を調べて
一度冷静に立ち止まって
自分の頭で良く考えて
相談してみたりして
試してみて
の経験を増やしていくというプロセスしか
納得する答えはでないので
試してないうちから否定したり
知らない人に知識マウントとったり
するのはどうかなぁとか思ったりもします。
陰謀論も、都市伝説も、
全てがエンタメで、真実が1つもないとは
言い切れませんし
逆に、言い切れないからこそ、とんでも理論にハマってしまう事もあるし。
兎にも角にも
面白い漫画でしたので、お暇な方は是非。笑
参考になれば幸いです。