ヘナはどれくらい時間がかかりますか?

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

ヘナはどれくらい時間がかかりますか?

ヘナって正直、面倒じゃないですか?

はい、今日もよろしくお願いします。


普通のヘアカラーみたいに

パッと塗って終わりというわけにはいきません。 


時間もかかるし、植物の香りもするし

手間がかかるな、と感じるかもしれません。 

ヘナの施術にかかる時間は

以下の工程でだいたいこんな感じです

基本的な流れ

・準備
髪や頭皮の状態

仕上がりの希望を伺いながら

ヘナの調合をします。

・塗布
髪にヘナを塗布していきます。

髪の長さや量によって前後します。

・放置時間
ここでしっかり時間を置くことで

染まりとヘアケアの効果が最大化

この間はリラックスタイム

・流し・仕上げ

ヘナをしっかり洗い流し、乾かして仕上げます。

トータルで約2〜3時間程度


特に初回はカウンセリングも行うので

少し長めに時間を見てもらえると安心です。

ヘナを続けているお客さんは、

「この時間が好き」と言ってくれる方もいらっしゃいます。 


塗って待っている間に

ふっと気持ちが落ち着いたり

髪だけじゃなく頭の中までスッキリしたり。 


ただ染めるだけじゃなく

何か余計なものが抜けていくような感覚

があるのかもしれません。 

染めるだけでなく

整えるものでもあるのかな?と


髪も、心も、無理に作り込むんじゃなくて

シンプルにしていく
気づいたら軽くなっている

そんな感覚の方もいらっしゃいますし

忙しい日々の中で

髪の毛をする時は

ゆっくりできる時間

と思って頂いてる方もいらっしゃいます。



ヘアケアは、もっとシンプルでもいいんじゃないかと思うんです。

 
「いいシャンプーを使わなきゃ」

「しっかりケアしなきゃ」じゃなくて、

気づいたら髪がいい感じになってた!

みたいな感覚も有りなのかなと。

ヘナや湯シャンも、そういう感覚で続けてもらえたらいいなと思っています。 


「やらなきゃ」じゃなくて

「なんか心地いいな」

「髪が扱いやすくなったかも?」

みたいに、自然に変化を感じてもらえるのかな?と。

髪のことも、気持ちのことも、

何かを足すんじゃなくて

余計なものを減らしてみる

いつの間にか髪も艷やかに、

心にもスペースがもてるかもしれません。 


ロンドンのヴィダルサスーンで感じた事

骨格、髪質、基礎のカット技法


余計なものを削ぎ落とし、本質を活かす

そんな考え方が好きで

シンプルな技術、工程のカットでも

髪がまとまる、素敵に見えるのは

そこに理由があると思っています。 

ただ、美しさって外見だけのもの

じゃないとも思うんです。 


僕のサロンは、

鏡がひとつ、椅子がひとつだけのサロン


他のお客さんを気にすることなく

ゆっくりと時間を過ごせる空間です。 

ふと振り返ると

1人でゆっくりする時間をとるのは

いつの間にか難しくなってたりするものです。

そういった1人時間を過ごす事で、

気づかないうちに心や身体に作用していたら面白いな、と。 

ヘナをしたり

湯シャンの心地よさを知ったり

髪を整えたり。 


その中で

気づいたらスッキリしている。 


見た目だけの美しさじゃなくて

もっと奥のほうにある“何か”を感じてもらえたらいいなと思います。 

こういう感覚が、自然と伝わっていく場所になっても面白いのかな?と。


そんな思いで、お待ちしています。