なんでそんなにヘナって推す人がいるんですか?

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

なんでそんなにヘナって推す人がいるんですか?

はい。今日もよろしくお願いします!


SNSや、ナチュラル志向の人の間でも

ちょいちょい聞きませんか?

「やっぱりヘナが一番いいよ」っていう人。

でも、いざ自分が使うとなると、

なんかちょっとハードル高そうな感じもします。

実際、僕自身もヘナを使う前は

そんなイメージがありました。

でも冷静に考えると

なんで、そんなに

良いとも悪いともハッキリしない

みたいな評価をされながらも

ヘナって今も世界中で使われているんだろか?


ヘナのざっくりとした話し

確かに、ヘアカラー剤のようにカチッとした色は

出にくいです。

その代わり、髪にやさしく

自然に色が重なるような染まり方をします。

「しっかりメイク」よりも

「すっぴんに薄く色づくチーク」みたいな感じでしょうか?笑

柔らかく、でも確かに変化がある

ちなみに、ヘナって染めるだけじゃなくて

ヘアケア効果も、もれなくついてきます。

頭皮のケア、髪ハリとコシが出たり。

「カラー剤を使って髪がバサバサになった」

という方が

ヘナに切り替えて

ツヤが戻ったというケースも

少なくありません。


しかし、ちょっとしたジレンマがあります。

自然な染まり方って

結局中途半端なんじゃない?って感じてしまうこと。

たしかに

ハッキリした色を出したい人には物足りないかもしれません。

逆に言うと

髪のこと、身体のことを

改めて考えなおし、できるだけ優しく染めたい

と思ったときに

ヘナはとても理にかなった選択肢となります。

そして、

そういう考え方になるきっかけがあったりします。

たとえば

「このカラー、毎月染めてたら髪のパサつきが気になってきたな」
「染めるたびに刺激があるけど、我慢してる」
「一時的な美しさより、長く保てる髪を大事にしたい」

こんなふうに思いはじめたとき

初めてヘナという選択肢を考える方が

多いようです。


ヘナの歴史の話。

ヘアカラーって

今や当たり前に思われていますが

実はその歴史は、意外と浅いんです。

流行りだしたのは昭和の後半くらいからで

思っているよりまだ

若い技術のようです。

一方で、ヘナはというと

インドや中東、北アフリカなどで

何千年も前から使われてきたものです。

壁画にも残っており

儀式やおまじないの道具としても

重宝されていたと言われています。

つまり、めちゃくちゃ長いあいだ、

人々の生活に「役に立って」きたようです。

そして

それが今でも、世界のあちこちで使われ続けている。

流行ではなく、文化に近いですよね。


ヘナは今後もたぶん、なくなりません。

なぜなら、人の体に合ってる

歴史が証明しているからです。

効率や即効性では

化学カラーにかなわない部分は

あるかもしれません。

でも、肌や髪に寄り添うという点では

今の時代こそ求められている気がします。

自然派ブームとか、オーガニックが流行ってるとか、

そういう話じゃなくてですね

人間の感覚が「なんかこれ、いいな」って思うものって

どこかで自然に残るものなんだと思うんです。


というわけで

ヘナって「派手さ」はないかもしれないけど

しみじみと良さが分かってくる

不思議な力があります。

最初はピンと来なくても

何かのタイミングで

「あ、なんか言うてたなぁ」って

思える瞬間が来るかもしれません。

そういう存在って、実はすごく貴重ですよね。

もし今、髪に悩んでいたり

染めることに不安がある方は

一度、ヘナのことも思い出してみてください。

悩んでなければ、そのままでいいんです!

それはそれでいいんです。

ヘナという植物は、流行に流されず

確かな存在感がある。

長く残ってきたものに

これからの自分の髪を預けてみるのも

ちょっと面白いかもしれませんね

参考になれば幸いです。