こんにちは、モイヘアサロン松枝です。
湯シャンって本当に汚れ落ちてるんですか?
はい。今日も宜しくお願いします。

これ、なんとなくみなさん気になるところですよね。
お湯だけで髪を洗うって、
なんだか不安になる気持ち、よくわかります。
「シャンプー使わないと、ちゃんと落ちるのかな?」って、
誰しもが疑問に思うことです。
湯シャンだけでも意外とすっきりするんです。
頭皮の汚れが自然に落ちるので、髪を無理に洗おうとするのではなく
「汚れが自然に流れる」感じです。
シャンプーに頼らなくても、余分なものを取り除いてくれる。
本来動物の、自然な整え方なんですよね。

湯シャンを続けている人には
なんとも言えない「自然体」の魅力があります。
もちろん、シャンプーを使うのが悪いわけではないんですけど、
湯シャンをしている人って
理屈から入る方もいらっしゃるのですか
そもそも、髪も心も「無理しない」ことが自然とできている方が多いように感じます。
そのあたりが、なんだか湯シャン成功への近道っぽいんですよね。
美容師側のあるある話しがあって
ヘッドスパをしていると
自分も不思議とふっと力が抜けて
眠くなってしまうことがあるんです。
施術しているこちらまでリラックスしてしまうっていう
ある意味、一体感のようなものかもしれません。
実は、エステシャンの方も
お客さんを施術していると
お互いに眠たくなってしまう瞬間があるってのは
あるある話しです。
きっとその他の整体師さんなど手を使う技術系の
仕事の方は
そういった感覚を経験されている方が
多いんやないかなぁと思います。
これ、言葉やとしては、曖昧で
レッスンの時には、お客さんの呼吸に合わせてとか
言ったりしますが
両方のリズムがちょうど良いときに起きる
境目がとける現象なのかな?と
お互いが、緊張しない、力まない、自然な状態が
心地よさのコツなんかもしれません。

湯シャンの魅力もまさにこれ。
考えすぎない、力を抜く、無理をしない、自然体でいることが、
結果的に髪にもいい結果をもたらし
心も軽くしてくれます。
だから、何かをがんばって整えようとするよりも
意外と「力を抜くこと」でうまくいくってこと
ありますよね。
髪の毛も、心も、
何かを手に入れようとするより
余計なことを取っ払うほうが
逆にスッキリするんだなと。

何も考えずに力を抜く事
山登りも力を抜けば、自然と自分が溶け合うし
車の運転も、気づけば自分と車が
一体化してる時ないですか?
車の前後は、はっきり見えてないのに
なんとなく当たりそうとか、距離感がわかるみたいな。
あれも境目が消えて溶け合ってる感覚に
近いのかも。
フットサルでも、アレコレ考えないほうが自然な動きができて
いいスペースに飛び込めたり
ダーツでも、アレコレ考えないシンプルな思考なときは調子良かったり、
そんな感覚って(ゾーンとか言う時もある)
結構なんにでも通ずるものがあって
湯シャンも、何も考えずに
「無理に洗うんじゃなくて、流れに任せる」ことで
気づいたら髪が整っている
アレコレ理屈や理論を考えてしまう人ほど
ドツボにハマってしまう
このあたり、実は全ての事柄において、
すごく似ているように感じます。

湯シャンって、最初は「大丈夫かな?」と不安に思うかもしれませんが
無理をしないこと、力を抜くことが、
実は一番大切なポイントなのかもしれません。
というわけで、これから湯シャンを始めてみたいと思っている方
ぜひ「無理しない」ことを大切に
自然な感じでやってみてくださいね。
参考になれば幸いです。
