この日のスリランカは、朝から少し涼しくて
目を覚ますのが気持ちよかった。
少しずつ体がここのリズムに慣れてきたのか
今朝はちゃんと朝ヨガにも参加できました。

ゆるやかな呼吸と、まだ柔らかい朝の日差し
はじまる前は
ヨガマットに寝転んだまま、ぼーっとしたり
普段日本でしている「動くためのストレッチ」じゃなく、
ここでのヨガは何にも考えない時間
それがなんかとてもよかったです。

そのあとは毎日の施術へ。
今日は特に首まわりと頭皮が丁寧にほぐされた気がします。
滞在日数に合わせたプログラムになっています。



そして、今日もアーユルヴェーダ式のスチームバス。
正式には「スウェダナ(Swedana)」と呼ばれる、
顔だけ出てる木の箱型サウナです。
中はハーブの蒸気がたっぷりで
じわじわ汗をかきながら
身体の中の「冷え」や「余計なもの」が
外へ出ていく感じ。
箱の中は蒸されてるのに、顔は涼しいので
わりとええ感じに過ごせます。
ワンピースのガイモンを思い出すような

なんともシュールな体勢だけど
終わったあとは、スッキリしていました。
午後は、シッダレパのハーブ工場の見学へ
今回の旅で楽しみにしていたひとつ。

この施設は、まさに「薬草の宝庫」
たくさんの種類の葉っぱや根っこ、オイルの香りが混じる中
現地スタッフの方が1つ1つ、丁寧に説明してくれました。

たとえば
・日本でも見かけるウコン(ターメリック)
・解毒作用のあるニーム
・冷却性のある白檀


など、どれも用途や効能がはっきりしていて
「自然が薬になる」ってこういうことなんだなと実感。
ここの工場でつくられた製品は
施術で使われていたオイルやパック、シャンプーなどになっていたり
世界中に届けられているそうです。
つまり、今日感じた、
気持ちよさの原材料たちに会いに来た感じ。


ハーブの取り扱いから、オイルの炊き方から
撮影禁止のエリアまで
深く説明して頂き、勉強になったと同時に
ハーブやオイルに、より愛着が湧きました。
石垣島のおばあの畑にも
凄く似ているものを感じます。
インドでも石垣島でもロンドンでも
やっぱ現地に行く、製造元を訪ねるって
言葉にはできない感覚があるし
自分の中に深い記憶として
刻まれるので
実際に行動して経験するは
本当大切だなぁと思います。

そして、改めて思うことは
この旅の目的は「学ぶこと」もしかり
実際には「感じること」の連続です。
朝のヨガ、マッサージ、サウナ、ハーブたち
全部、頭で理解する前に
体の内側が反応してるイメージ。
そんな経験が、できた事は本当に財産になりました。
日頃支えて頂いている
皆さんのおかげでしかないです。
そう思うと、しっかり得て帰ろうという意識も高くなり
本当感謝でいっぱいでした。
次回は、シロダーラ体験です。