こんにちは、モイヘアサロン松枝です。
今日もヘナについての質問をいただきました。
「ヘナって仕上がりにムラが出やすいですか?」
はい。今日もよろしくお願いします。

結論から申し上げますと
ヘアカラーと比べると、ムラは出にくいです。
なので、セルフでもヘナでケアする事ができるのは
ヘナの利点でもあります。
もちろん髪の状態によって
色の濃さやツヤの出方は変わりますが
塗布の仕方や時間を整えれば、きちんと均一に染まります。
ヘナには独特の特徴はあります。
「赤味」「自然な濃淡」「艶の出方」。
人によってイメージや見てる色が違うから
これを言葉で説明するのが、なかなか難しいんです。
なので、どんな事も「できる・できない」ではなく、
「どうすれば納得できる仕上がりになるか」を一緒に考えるようにしています。

こういうやりとりをしていると
「才能ある人なら、もっとスパッと分かりやすく、気持ちよく、説明できるんだろうなぁ」
と思ったりします。
文章でも動画配信でも
伝え方が上手い人は
見ててスッキリ、納得感を与えてくれるので
気持ちいいですよね。
残念ながら、僕は昔から
そういう「要領が良いタイプ」ではありません。笑
アシスタントの頃も
レッスンはいつも最後
スタイリストになっても売上はなかなか上がらず
同期が結果を出していく中で
食らいつくのに必死でした。

「やりたいこと=才能」と言われたりしますが
僕の場合はやりたいけど、才能はないタイプです。笑
だからこそ、人の倍の時間をかけて
動くか学ぶしかないと思ってたりします。
僕は「Ubertowel」とか言いながら
自転車でお客さんにタオルを配達して、
やっと買って頂ける。未だにそんな泥臭さです。笑
それでも不思議と苦ではないです。笑
近道はできないけれど
動いた分だけ自分なりの美容人生を
楽しめてる気はします。
パッと感覚をつかんで
スムーズな美容師人生もあったかもしれませんが
むしろ僕はそうじゃなかったので
人の倍以上時間をかけて学んだり動いたりして
ずいぶん遠回りしてきました。笑
モデルさんにお願いして試したり、同じ人の髪で何度も検証したり。
うまくいかなかったら、なぜそうなったのかを考えなおして、また試して…。
「時間と足で稼ぐ」しかないやり方でしたし
未だにそうです。笑
まぁでも楽しいし、才能の有無もですが
「続けたいかどうか」「本当に好きかどうか」も大事なんじゃないかなぁと感じる事もあります。

才能があっても続かない人もいるし、才能がなくても好きだから続く人もいる。
まわりの同業の友達を見てると
才能と継続は必ずしも一致しないなぁという場面も
聞いたりします。
「好きだけど才能がない」という場合
近道や一発逆転はないかもしれません。
でも、地道に時間と足で稼ぐやり方もあるし
それが楽しいなら、続けられるのかもです。
才能はなくても「勉強する」「工夫する」ことはできます。
そして、それを見守ってくれたり応援してくれたりする人がいるから、
やっぱり結果を出したいとも思います。
華やかな近道はないけれど
楽しみながら歩けるならそれでいいし
その積み重ねを面白がってくれる人がいるのなら
それはもう、僕にとっては十分な価値だと思ってます。
いつも、最後まで読んで頂きありがとうございます!
これからも精進します。
疑問質問、ご遠慮なくなんなりとお寄せください。
いつでもサロンでお待ちしてます。