こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。
福岡市の中学校で「社会人講話」という授業に呼んでいただきました。
美容師という仕事を通して学んだことを
中学生のみんなにお話ししました。
正直、最初は少し緊張していましたが
教室に入ると空気が明るくて
なんとも言えない
“素直さ”が広がっていました。

大勢の前で話すのは苦手なので
実際にウィッグを切ってもらう体験をしました。
やってみたい人ーって言ったら
自然と手が上がって
初めてハサミを握る手は
少し震えながらも前向き
目の前の髪が少しずつ動いて
形になっていくと
「おお〜!」と笑い声が広がって
あっという間に教室が
サロンになっていました。

僕自身、美容師という仕事を始めたとき
夢だったわけでもなく
何も分からないまま
ただ“やってみよう”という気持ちだけでした。
全く知らない世界だったけど
運良くマジでいい先輩
いいサロンに出会えて
動いてみたからこそ見えた景色が
たくさんあります。
美容師はじめた時も、サロンを開業した時も
やってみる前は想像でしかなくて
やってみて初めて
「思ってたのと違う」ことも多かったけど
その“違い”の中にしか
本当の自分の好きは
見つからないんだと思ったりします。

今回、中学生のみんなが
楽しそうにウィッグを切る姿を見て
「行動することの尊さ」を改めて感じました。
あれこれ考えるよりも
まず一歩動いてみる
それがどんな形でも
次につながる“体験”になる。
大人も子どもも関係なく
そんな瞬間を
大事にしていきたいなと思いました。
最初から決めつけない
色々みて感じる
近道はない、コツコツやる
時に不確実な場所や事柄に身を置く
改めさせられました。