基本は湯シャンで、時々シャンプーするのですが、トリートメントつけたほうが良いですか?

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

基本は湯シャンで

時々シャンプーをするのですが

トリートメントはつけた方がいいですか?


お客さんから、わりとよく聞かれる質問です。

結論から言うと

つけてもいいし、つけなくてもいいです。

拍子抜けする答えですが

実際はこれが一番しっくりきます。

というのも、髪の状態は人それぞれ違いますし

同じ人でも季節や体調、生活によって変わります。

だから「絶対につけた方がいい」とか

「つけない方がいい」と決めてしまうと

逆にバランスを崩すこともあるんです。

髪は「水分と油分のバランス」と言われます。

湯シャンをしていると、

自然な油分が髪に行き渡ることで

特別なトリートメントをつけなくても

意外とまとまる人も多いです。

実際、湯シャンを続けているお客さんの中には

「トリートメントをやめたら、むしろ調子がいい」

という方もいます。

背中ニキビがなくなったとかも聞きますね。

一方で、ドライヤーで乾かしたあとに

・毛先がパサつく
・手触りが軽すぎる
・ちょっと油分が足りない感じがする

こういうときは

少しトリートメントをつけると

バランスが整う髪の状態の方もいらっしゃいます。

大事なのは、「ルール」で考えすぎないことです。

自分の思い込みに縛られないという感じかもしれません。


湯シャンだからトリートメントはダメ

自然派だから何もつけない方がいい

そういう白黒の話ではなくて、

今の髪がどう感じるかを見る方がうまくいきます。

僕がお客さんにお伝えしているのも

だいたいこんな感じです。

「乾かしてみて、油分が足りなそうなら少しつける。必要なければつけない」

とてもシンプルですが、これが一番自然です。

味噌汁の味見も

飲んでみて

ちょっと薄いなと思ったら味噌を足す。

ちょうどよければ、そのまま

最初から「味噌は必ず大さじ2」と決めるより

体の感覚に任せた方が

結果的に求めている味になります。

髪もそれと同じです。

「トリートメントをするべきかどうか」よりも

乾かしたあとに、今の髪がどう感じるか。

そこを見てあげるだけで

だいぶ答えはシンプルになります。

必要なときに少し足す。
必要なければ何もしない。

湯シャンをしていると

だんだんこういう感覚がわかってくる人も多いです。

最初は少し手探りですが

そのうち自分の髪の「ちょうどいい」が見えてきます。

そのくらいのゆるい付き合い方が

髪にも心にもちょうどいいのかもしれません。


前回のブログでお寺に修行にいきます、というような

内容を書きました。

海外に行くと

不思議と日本のことが好きになります。

日本にいるときは当たり前に感じていたことが

外から見ると少し違って見えるからです。

街の静けさ、食事の繊細さ、

季節の移り変わりを楽しむ感覚

そういうものに、改めて気づくことがあります。

そしてもう一つ感じるのが

日本のコンテンツについて。

アニメ、漫画、ゲーム

海外に行くと

その人気を実感する場面も多いです。

海外じゃないけど、この間渋谷にある

ポケモンセンターに行ったら

お客さんのほとんどが外国人で

店内はごった返してました!

なぜ日本は

こんなに物語を生み出すのが得意なんだろう?

と思うことがあります。

日本のアニメや漫画を見ていると

ただ強いヒーローが出てくるだけではありません。

自然との関係、人の心の揺れ

仲間とのつながり、日本人の歴史

そういう繊細なテーマが

物語の中に自然に入っています。

考えてみると

日本人は昔から物語で

世界を見てきた民族なのかもしれません。

神話や昔話、民話

山や川にも神様がいると考えたり

自然の中に意味を見出したりしてきました。

そういう感覚の一つが

山岳信仰や修験道にもつながっています。

僕がいくお寺の修行、修験道は

山に入って自然の中で修行をする道です。

山はただの自然ではなく

人が何かを感じたり、学んだりする場所として

大切にされてきました。

山の中にいると、

普段の生活とは違う時間が流れます。

風の音や水の音、空気の匂い

そういうものに意識が向いて

感覚が少し変わってくる気がします。

これから修験道を少し学んでみたい

と思っているのも

特別な力を得たいというよりも

日本人が昔から大事にしてきた感覚を

体験してみたいからです。

そういう経験は

きっと美容やデザインにも影響してくると思います。

髪型を作ることも、デザインを考えることも

結局は人の感覚に関わる仕事です。

どんな形が美しいと感じるのか

どんな空間が落ち着くのか

そういう感覚や法則は、

自然の中で磨かれる、発見する部分が

多い気がします。

海外に行って日本の良さに気づき

日本の文化の根っこを少し学んでみる

そしてそれが

どんなふうに仕事に影響してくるのか。

まだどうなるかはわかりませんが

その変化をこれから楽しみにしています。

言わずともだとは思いますが

不思議なパワーがとか

霊的エネルギーがとか

そういう思想に目覚めた

わけではありませんからね?笑

湯シャンもシャンプーも

人生も仕事も

科学的も自然も

資本主義も脱成長も

見えるモノも見えないモノも

都会も田舎も

日本も海外も

バランスを楽しんで生きてたいと思ってます。