毎日ヘナの事書いてるけど、ヘナ染めは白髪染めと何が違うの?どんなメリットがありますか?

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

毎日ヘナについて書いてるけど

ヘナ染めは白髪染めと何が違うの?

どんなメリットがありますか?

外出すると良く聞かれます。笑

改めて書いてみたいと思います。

今日もよろしくお願いします!


ヘナ染めの粉は、ヘナの木の葉っぱから作られているため、

髪や頭皮に負担が少なく

白髪染め(化学染料)とは異なり

髪のダメージを最小限に抑えながら

染めることができます。

ヘナの最大のメリットは

髪の艶やかさを保ちながら、頭皮の健康を促進できる点です。

化学染料では実現できない

自然な仕上がりが得られるのも魅力です。


ヘナを使った髪染めは

髪や頭皮に優しい染料として

随分認知も高くなってきました。

自然派の美容法、自然派な生き方を追求する人にとっての選択肢となっています。

実際にヘナを試したことがある方でも

どのような効果が期待できるのか

またどんな違いがあるのかを

よく理解している人は

正直少ないかもしれません。

ヘナがどのようなものか簡単にご紹介します。

ヘナはインディゴ(藍)と並ぶ天然染料で

主にインドや中東、アフリカなどの地域で長い歴史を持ちます。

葉っぱを乾燥させて粉末にしたものを使うため

化学的な成分は一切含まれていません。

このため、髪や頭皮に優しく、自然の力で美しく染まるという特徴があると言われています。


ヘナ染めには多くの効果がありますが、

皆さんに身近なのは「髪の健康を保ちながら染められる」ということです。

いわゆる一般的な白髪染め(化学染料)では

髪の内部に染料を浸透させるため、髪が傷んだり、色が長持ちしなかったりすることがあります。

白髪染めは

美容師が用法用量を、髪質に合わせて使う事で

負担は軽減されますが

市販のものも、サロンのものも

白髪染めは白髪染めですので、仕組みじたいの大枠は同じものです。

ですが、ヘナは髪に定着し、毛髪を保護する働きがあります。

これにより、髪にハリがでて、艶やかになるという利点があると言われています。

ヘナには抗菌作用もあるとかないとか?!

頭皮の健康にも良い影響を与えることが知られています。

フケやかゆみを抑える効果が期待できるため

頭皮トラブルを抱えている方にも使用される

ケースもあります。


初めてヘナを試したとき

最も実感した違いは、髪の質感と艶。

もう、一つの大きな違いは、染めた後の髪の状態です。

化学染料の場合、何度も染めることで髪が傷みやすくなりますが、

ヘナを使うと繰り返し染めても

そのようなダメージが少なく

むしろ、髪が元気を取り戻したような感覚を覚える方も中にはいらっしゃいます。

さらに、染めた後の匂いも心地よく、

天然の香りが広がることで

リラックス感が得られます。


ただし、ヘナにはいくつかの注意点もあります。

まず、ヘナの染め時間が長いことです。

通常、ヘナを髪に塗布してから数時間待たなきゃいけないので

急いで染めたい方には不向きです。

それと、ヘナの色味は人によって異なるため

予想していた色合いと異なることもあります。

さらに、ヘナにはインディゴと併用することで

より濃い色合いに仕上げる方法もありますが

色の調整が難しい場合があります。

ヘナ染めをする際は、事前にそういった事を理解し、

髪質や希望する色合いに合った方法を選ぶことが大切です。

どうしてもこういう色味にしたい!

みたいな願望がある場合は、無理にヘナに固執せず

ヘアカラーを選択する事も頭にいれておくと

良いかと思います。


長年ヘナを使ってきて思う事

ヘナ染めの魅力は

ただ髪を染めるという行為を超えて

「自然に委ねる」という選択にあるのかもしれません。


自然は、どんな結果になっても後悔しないし

ある程度の予測はつきますが、完璧なコントロールは不可能です。

それは誰のせいでもなく

自分が選び、受け取ったものだからです。

人間関係が原因の悩みは尽きませんが

自然に向き合っていると、当たり前ですが

そこに責める相手はいません。

ただあるがままを受け止めるだけ。

ヘナも同じで

その日の髪の状態、頭皮の調子、気温や湿度

そのすべてが、ひとつひとつ違う味わいとなります。

ネットにはたくさんの情報があふれていますが

真実かどうかもわからないものが多い時代だからこそ

自分の感覚を楽しむこと。

そして可能なら

信頼できるソース=1次情報、実体験に触れることを

僕は、大切に考えてます。

ヘナ染めも

試してみてはじめて見えるものがたくさんあります。

自然に委ねて

自分の髪と心の変化をゆっくり味わってみる。

そんな時間こそ

贅沢な美容法なのかもしれないなぁと思います。

ヘナ染めについての予備知識として、参考になれば幸いです。