こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。
ヘナや湯シャンはしてるけど、他にも髪にいいことってありますか?
はい。今日もよろしくお願いします。
ヘナや湯シャンは髪や頭皮のコンディションを整える、シンプルで効果的な方法です。
じゃあそれ以外に何をすればいいの?と聞かれると、
意外と何もしてないって方もいらっしゃいます。
手放す事と、ほったらかしは
似て非なるものですので
これって実はヘアケアにもつながってるんだよ!という
ちょっと視点を変えて、ご紹介してみたいと思います。

ありがちだけど、ちょっと引っかかるアドバイス
でいくと
多くの情報誌やネットで目にするのは
「高級なヘアオイルを使いましょう」
とか
「美容師さんおすすめのシャンプーで洗いましょう」
といったアドバイスです。
もちろん、否定するつもりはありません。
実際、それでうまくいっている方もいます。
ただ、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。
たとえば、シャンプーもオイルも「何を使うか」と
モノにばかり意識が向いてしまって
「自分の体調や生活とのつながり」には
目が向きにくくなってしまうんです。
良いものを使っているはずなのに
なんとなく満たされないという
ちょっとしたモヤモヤが残り
次は何か?次は何か?というサイクルに陥りがちです。

というわけで、ここからは「これは実はヘアケアになるかも?」という
小さな工夫をご紹介していきます。
シンプルで、日常にちょこっと取り入れられるもの。
・ シルクのナイトキャップで、枕の摩擦から解放される
朝起きたら髪がバサバサという経験
誰にでもあると思います。
寝ている間に枕と髪がこすれ合うこと
が原因のひとつです。
シルク素材のナイトキャップは
その摩擦をやさしく防いでくれます。
そんな事で?って思うかもしれませんが
変なトリートメントより
髪のまとまりが全然違ってきます。
(変なトリートメントは語弊がある笑)
夜の美容アイテムとして、かなり優秀です。
・軽くて早く乾くドライヤーで、ストレスも熱ダメージも軽減
ドライヤーって、
実は「重さ」と「時間」はけっこうストレスになります。
乾かすのに15分もかかると
それだけで肩がこっちゃいますよね。
最近の軽量モデルは
本当に軽くてパワフルです。
洗濯物の乾燥と同じで
短時間で乾くということは、髪もふんわり仕上がります。
機械に頼るのも立派な工夫です。
忙しい日々の中で「ちょっとでもラクしたい」は
ちゃんとしたヘアケアの理由になります。
意外と最後まできちんと乾かしてる人は少ないです。
・口にマスキングテープを貼って寝る。深い睡眠は、髪の栄養にもつながる
これはちょっと変わり種ですが
寝るときに口を閉じるために
軽くマスキングテープを貼るという方法があります。
目的は「口呼吸を防ぐこと」。
人は口で呼吸すると、浅い眠りになりやすいそうです。
鼻呼吸をすることで、呼吸がゆっくりになり
ぐっすりと眠れるようになります。
深い睡眠は
ホルモンバランスを整える手助けにもなります。
そして、ホルモンバランスが整えば、髪の成長サイクルも安定しやすくなる。
肌で実感してる方も多いと思いますが
よく眠ることは立派なヘアケアなんです。
「テープ貼るなんてちょっと…」と思うかもしれませんが
寝ている間だけだし
慣れると逆に安心感が出てくるという人も多いです。
僕に至っては、貼らずに寝たら少し後悔するくらいです。笑
・他人と比べない。自分史上最高の髪を目指す
最後にちょっと精神論っぽくなってしまいますが
これが一番大事かもしれません。
「インスタで見たあの人の髪が」
「雑誌のモデルさんみたいに」と思うこと
ありませんか?
でも、どれだけ同じケアをしても
その人と全く同じ髪にはなりません。
髪質、生活、体質、全部ちがいます。
だからこそ、自分なりの
「今日の自分、ちょっといいかも」
を目指すほうが、ずっと満足感があります。
たとえば、朝起きて
「寝ぐせ少ないな」とか
「毛先がツヤッとしてるかも」とか
そんな小さな発見の積み重ねが
自分の髪との付き合い方をラクにしてくれます。

という感じで、ヘアケアって
「何を塗るか」
「どう洗うか」
だけじゃないんです。
眠り方、乾かし方、そして自分との向き合い方
それら全部が、じわじわと髪にあらわれてきます。
もちろん、完璧じゃなくて大丈夫です。
これちょっとやってみようかな?
と思えることが、ひとつでもあれば嬉しいです。
焦らず、自分のペースで
髪って、意外とこっちの気持ちを見てますからね
参考になれば幸いです。