エジプト旅も3日目
シワ・オアシスで
“自然そのものに触れる” 一日
夜行バスで揺られながら

シートの間隔が狭い!
これでカイロからシワオアシスまで約8時間!
(結局10時間はかかりました)

途中トイレ休憩


トイレ休憩2
PM10:00にカイロを出発して
だんだんと朝日が見えてきてます。

この何もない道を10時間!笑

そして、辿り着いた シワ・オアシス

カイロの喧騒とまた別世界
砂漠のなかに、ぽっと街が
秘境感が、ゲームとかアニメの世界観


ドライバーを捕まえて
まず向かったのは、Salt Lakes塩湖
塩湖とは、海とつながらないのに塩分がとても濃い湖のこと
乾燥した地域で、水だけが蒸発して塩が濃縮されてできるそうです。
浮力が高く、魚が住めないほどの強い塩水になることもあります。


Salt Lakesまで高濃度の塩分を含む道は、雪景色のように幻想的
ヤバいです!
そうしてシワの街から20分ほど車を走らせ
到着したシワソルトレイク




まるでCGで作った水の色のような青さ
光を反射してキラキラしていて
遠くから見ると、透明というより
エメラルドブルーに発光している感じがします。

足を入れてみると
塩の濃度が高いからか身体が自然に浮いてくる。
塩湖の塩分は、
デトックスとミネラル補給の究極の源
古代の人々も、塩が持つ浄化と治療の力を知って、大切にしてきたそう
塩湖での入浴、タラソテラピーは
肌を引き締め、新陳代謝を促すだけでなく
心も洗い流してくれるような感覚に包まれます。
続いて向かったのは クレオパトラの泉


泉が丸く湧き出ていて、水源とか温泉のようなイメージ
温水プールくらいの温かさ
世界三大美女の一人クレオパトラも愛したとされるこの天然の泉は
年間を通じて一定の温度を保ち
その水は肌をなめらかにする効果があると言われています。
シワソルトレイク、クレオパトラの泉
豪華な施設や高価な製品でなくとも
自然の力だけでこれほどのヒーリング効果が得られるもんだなぁと
改めさせられます。


ドライバーとまた夕方合流する約束をし
一度ホテルに戻り休憩

夕方は、サハラ砂漠へ向かいました。


道中も綺麗
シワの街からこれまた20分ほどで
サハラ砂漠到着

砂丘が波のように重なりながら地平線まで続いていて
どこまで行っても景色が変わらない



世界から音を消したらこうなるんだろうな
と思うくらい静か。
歩いてみると、足元が柔らかくて
一歩ごとに砂が音を吸い込んでいきます

アーシングという原点
砂の上に座ってみると
地面が心地よい
自然と大の字になってしまう!笑
海や山に行きたくなるのは
結局こういう根っこに
戻りたいからなのかもしれないですね。


砂漠の夕日は
本当に、世界がゆっくり眠りにつくような間隔


日が沈むころに、ドライバーさんのはからいで
焚き火を囲んでティータイム




日が完全に沈むのをゆっくり待ちます。




夜になると星が一気に増えて
見える星の数が、普段の10倍くらいある


人は本来こんな景色を見ながら生きていたはず
だから自然に触れると心が整うのは当然なのかもしれません。
シワオアシスでの体験は
自然の力によるヒーリングの重要性を教えてもらいました
美を学ぶ旅から
生きるリズムを取り戻す日に。
美容師としての仕事にも
重なる部分を感じます。
髪を整えることで
見た目を変えることだけでなく
その人の自然なリズムに戻ること
そのような感覚に近いのかなぁと
シワの自然は
その大切さを身体で思い出させてくれる場所でした。