ジアミンカラーでアレルギーが凄くでたので、ヘナ染めのパッチテストは可能ですか?

こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。

カットとヘアカラー

パッチテスト希望します!

ジアミンカラーでアレルギーがすごく出たので。

黒染めしたいです。お願いします。

今日もよろしくお願いします。


ヘナの取り扱い店舗として営業をしていると

ジアミンについての話がよくおこなわれます。

怖い、怖くないだけで終わると、逆にややこしくなるんですよね。

塩も、水も、花粉も、日光も、人によっては反応する。

アレルギーって、そういう「体との相性」の話なんだそうです。

ジアミンとは何か

ヘナとインディゴの違い

パッチテストの意味

アレルギーの出やすさの違い

を整理してみます。


ジアミンは、一般的な酸化染毛剤

(いわゆる普通のヘアカラー)に含まれる成分です。

代表的なのは
パラフェニレンジアミン(PPD)

髪をしっかり染めたり、色持ちを良くしたりするのに重要な成分です。

ただ、このジアミンは染料として優秀な反面

アレルギーを起こしやすいことで有名です。

極論ではありますが

「昨日まで平気だった人が、突然アレルギーになる」

という事もおこったりします。

10年染めていても、20年染めていても、

ある日突然かぶれることがあります。

症状として

頭皮のかゆみ

赤み

腫れ

顔がパンパンになる

首や耳のただれ

など。

重症化すると呼吸症状が出ることもあり、軽く考えない方がいいのがアレルギーというものです。


ヘナ はミソハギ科の植物です。

葉を乾燥させて粉末にしたものを

お湯(水)でといて髪に使います。

天然染料なので、「植物=絶対安全」と思われがちですが、

実際はそう単純でもありません。

ただ、ヘナ単体のアレルギーはかなり少ない部類です。

植物なので

花粉症

植物アレルギー体質(いわゆる草負け?)

の方が反応するケースもあります。

ですが、美容業界全体で見たときに、ジアミンと比べると、圧倒的に少ない印象です。


インディゴは?

ナンバンアイ はマメ科の植物です。

「インディゴ」と呼ばれているものの多くは、このナンバンアイ系。

ヘナだけだとオレンジ系に染まるので

茶色

ダークブラウン

黒っぽさ

を出すために、インディゴを混ぜたり重ねたりして使用する場合もあります。

ここで少し誤解されやすいのですが

「天然=絶対刺激がない」

ではありません。

ヘナは平気だけど、インディゴは反応する人がいる

これは現場でもたまにあります。

頭皮がかゆい

喉がイガイガする

など。

特にインディゴは、植物反応として合わない人が一定数います。

ナンバンアイはマメ科なので、

豆類アレルギー体質との関連を気にする考え方もありますが

「大豆アレルギーだから必ずインディゴもダメ」というほど単純ではありません。


アレルギー確率の違い

ここはかなり大事です。

正確な数字は研究によって差がありますのでざっくりいうと

ジアミン

比較的アレルギー頻度が高い

美容師側も警戒する成分です。

日本皮膚科学会などでも注意喚起されています。

繰り返し染めることで感作(アレルギー化)することがあります。

ヘナは

かなり少ない

(僕自身ヘナ単体でかぶれがでるという方には

今のところ出会ったことはない)

ただし

混ぜ物入りヘナ

ケミカルヘナ

「黒ヘナ」と呼ばれるもの

には注意が必要です。

特に「黒ヘナ」にジアミンが混ざっているケースは昔から問題になっています。

インディゴ

反応報告がチラホラある印象

ただ、ジアミンほど多くはありません。

「天然だから安心と思っていたら、インディゴだけ合わなかった」

というケースはたまに実際あります。

なので、ヘナだけでなく、インディゴもパッチテストした方が安全です。


補足で、ヘアマニキュア

ジアミンアレルギーの方
かぶれ経験がある方

が選択肢として使うこともあります。

「ジアミンがない=完全にアレルギーゼロ」

ヘアマニキュアにも、
染料
防腐剤
香料
界面活性剤

などはいろいろ入っていますので

かゆみ
赤み
接触皮膚炎

が出る方はいます。


ヘアマニキュアは頭皮につけない前提の商品です

ので根元ギリギリを塗る

地肌につけないようにする

技術が必要になります。

「頭皮にベタ塗りしない」という構造自体が、刺激リスクを減らしている部分もありますが

逆に言うと、白髪を根元からしっかり染めるヘアカラーやヘナと比べると

伸びてくるのが少し早く感じるかもしれません。


ヘアマニキュアは、 酸化染毛剤ではないので

タール染料を使って色をつけることが多いです。

ここも極端になりやすい話ですがネットだと

「危険」
「発がん性」
「毒」

みたいに語られることがあります。

ただ、日本で化粧品や染毛料に使用できるタール色素は、基準を通ったものだけです。

もちろん

体質的に合わない
かぶれる
接触皮膚炎が出る

人はいます。

でも、それは植物でも起こるし、天然成分でも起こります。

なので

「天然=絶対安全」
「化学=全部危険」

みたいに分けるより

自分の体がどう反応するか?

を見る方が現実的です。


パッチテストについて

ヘナでも、インディゴでも、ジアミンカラーでも
初めて使うならパッチテストは推奨されてます。

特に

体調不良

花粉症シーズン

妊娠出産後

疲労が強い時

などは、今まで平気だったものに反応することもあります。

逆にブリーチしても何をしても

しみない、なんともない、という方もいらっしゃいます。

「天然だから絶対安全」
でもなく、

「化学だから全部悪」
でもなく、

その人の体に合うかどうか?

結局そこが、一番大事だったりします。

参考になれば幸いです