こんにちはモイヘアサロンの松枝です。
今日は湯シャンやヘナと関わりが深い白髪についてのお話しです。
日本舞踊を習ってるお客様に
教えて頂いた歌詞が
素敵だったので皆さまと共有したいと思いブログにしました。
日本舞踊で使われている
大和楽の”寿”という曲の歌詞の中には
白髪は縁起が良いという考え方もあるようです。
寿の歌詞
ことぶきの 鶴と亀との 齢経て(よわいへて)
変はらぬ色は常盤(ときわ)なる
松と竹との 末かけて 契りも深き 相生(あいおい)の
栄久しき 共白髪
夫婦の長寿・繁栄を願う、縁起の良い曲なんだそううです。
「鶴・亀」は「鶴は千年、亀は万年」で知られるとおり、ともに長寿の象徴。
「常盤」は元は永久不変な岩の事を指し、
時間がたっても揺るぎない、変わらないもののことを表すようです。
「松と竹」は馴染みがありますね。
冬に緑を保つことから繁栄の象徴とされています。
同じく冬に花を咲かせる梅を加えて
「松竹梅」
としておめでたいものの象徴です。
「相生」は2本の木が同じ根から生えていることから転じて、
夫婦の仲が良いこと、
また「相老」とかけて夫婦が長生きすることを表します。
白髪が生えてきた事を、長生きの象徴と捉えていたのですね。
素敵な感性だなぁと思いました。
白髪は悪!だと思い込んでいたのも
ちょっと視点を変えると”白髪って素敵!”に変わるのかもしれませんね。