こんにちは、モイヘアサロンの松枝です。
サイトを見てヘナに興味があります。
サラサラの髪に憧れるのですが、
ヘナカラーの方が髪が綺麗に見えるのですか?
はい。
今日もご質問ありがとうございます。
そして、ご来店頂いた皆さんありがとうございます。
穏やかな美容師人生をおくれていることに
感謝します。
では、早速返信。
ヘナですと色の制限がありますが
髪に負担をかけずに、白髪を染める事ができます。
ヘアカラーを続けていく場合と
ヘナを続けていく場合ですと
長い目でみれば
ヘナのほうが
髪の毛がサラサラになるとは思いますが
1回で劇的な変化はありませんし
色の制限がありますので
希望に添えるかはわかりません。
LINEのやりとりで、コンパクトにお伝えさせて頂きましたが
ヘナ初級編として
カテゴリーわけさせて頂いておりますので
こちらの記事を読んで頂けたらと思います。
ヘナ初級編https://moihairsalon.com/category/%e3%83%98%e3%83%8a%e5%88%9d%e7%b4%9a%e7%b7%a8/
ヘナを続けると
髪の毛に負担をかけずに白髪をカバーできますので
ヘアカラー後のような
ドライな質感にはなりません。
乾いた感じといいますか?
結構な割合で
日本人女性はヘアカラー(酸化剤)を使用していますので
もはや素髪の美しさ艶
生の髪の毛の手触りが
わからなくなっていると思います。
酸化というのは
イメージしやすいものだと錆(さび)ですね。
ヘアカラーは酸化剤を利用して、色を発色させたり脱色したりして
髪の毛の色を変えてます。
ヘアカラーが悪いわけではないですよ!笑
色のバリエーションも豊富ですし
イメージチェンジもたやすいので
ヘアカラーにも良いところもあります。
が、
素髪の美しさ艶や、生の髪の毛の手触りと比べると
どうしても
ドライ、乾いた質感になってしまいます。
皆さんは、もうすでにヘアカラーの手触りに
慣れていらっしゃるので
気にならない方は、気にならないと思いますが
素髪や、ヘナで負担をかけずに過ごした髪の毛は
水分を含んだ生っぽい艶髪は
唯一無二です。
それをサラサラと呼ぶのか?
はたまた、ヘアカラーをして、
トリートメント(ファンデーション)で
カバーした(化粧した)艶をサラサラと呼ぶのか?
どちらも綺麗に見せる事はできますが
そこは、必要な人もいれば、不必要な人も
いますので、お好みによります。
ヘナの歴史は古く、今から約5000年前、
古代エジプト人の時代までさかのぼるそうです。
古代エジプト人たちは一種の魔除けとして、
頭髪や眉毛、ひげ、爪、唇などをヘナで染めていたそう。
この時代はまだ素足だったため、
足の裏の疲れを癒すためにもヘナが使われていたとか。
クレオパトラも、魔除け用・化粧用としてこのヘナを使い、
髪や唇、爪などを染めていたと言われています。
またヒンズー教では、
ヘナは富と吉祥の女神ラクシュミーが好む幸運の植物
と信じられていて、
現在でも結婚式など祭礼用のタトゥー(数日で消えます)として、
ヘナで手足に美しい模様をほどこす習慣が残っています。
昔から、人間の身近にあったもので
今なお無くなることなく
現代人の生活にも残り続けている
ヘナという不思議な植物。
ただ染めるだけでなく
人間は無意識のうちに、ヘナから
何らかの力を感じとってるのかも
しれないですね。
世の中から無くならなかったヘナ。
僕は、そんなヘナが不思議で、面白いと思ってます。笑
ヘナって色んな意味で面白いです。