”シャンプーの時代は終わった”という、衝撃的な有名モデルさんのCMや、芸能人の方も脱石けんを行い美肌を保っているという「湯シャン」について、お客様からお伺いした経験談をふまえながら、実際どうなの?ってところをまとめてみました。
湯シャンというのは、シャンプーなしで、お湯洗いで仕上げる事になります。
あまり熱い温度だと、乾燥の原因になるそうで、少しぬるめのお湯がオススメされています。
見習い時代のシャンプーレッスンも、お湯だけで髪の毛の7割〜8割の汚れが取れると言われて教わりました。
ザッと濡らしただけの時の泡立ちはあまりよくなく、しっかり湯洗いした後の泡だてはモコモコモコモコっと泡立ちが全く違うので、どちらにしても、湯洗いはかなり大切な部分になると思います。
(シャンプー節約にも○)
ですが、たっぷり汗をかいたり、ワックス、スプレーをした日は、やっぱりお湯だけではベタ付きが残る感じがします。
じゃあ湯シャンってどうなの?ってところなのですが、
乾燥しやすい肌(頭皮)の方の、湯シャンはかなり良い結果がでて、効果的だと思います。
あくまで試して頂いた方の個人の意見ですが、
”フケがおさまった””かゆみが減った””トップの立ち上がりが良くなった”などの感想を持たれる方が多く
フケやかゆみで悩み乾燥しやすい方の原因は、洗いすぎ又はシャンプーの刺激が少し強かったのかもしれません。
トップの立ち上がりは、シャンプー剤や、リンス、トリートメントの流し残しが原因になっている事が多く感じますが、
湯シャンの場合、シャンプーをしないと思うと、逆に注意し今まで以上にしっかり指を通して流すようになるとも言われました。
毎日シャンプーするより、初めは3日に1回、慣れてきたら週に1回シャンプーをして頂くくらいでも調子は良いそうです。初めた方の中には、完全に脱される方も少なくありません。
外出時の臭いが気になる時や、スタイリング剤を使った日などは、シャンプーをして頂くのですが、頭皮にあまりシャンプーや泡がつかないよう、毛先だけ軽く泡だてして、しっかり湯洗いし、その後頭皮の化粧水(アルマダm3.5など)を行うと、臭いを洗い流しつつ乾燥を防ぐ事ができます。
おまけ話しなのですが、
”背中のニキビがなくなった”
コレは湯シャンを取り組んで頂いた方ほとんどの方が体感して頂いているようです。
湯シャンをスタートされる方は基本的に、ボディソープ、石けんなども脱される方が多い事からきているかもしれません。
湯シャンは合う人合わない人がいるとも思います。
ロングヘア方が、取り組んだところ、2週間目で一度髪のベタつきが気になり出したそうです。
実際2週間目の髪は、僕も拝見させて頂きました。臭いは気になりませんでしたが、質感は多少オイリーな感じがありました。
その方は、そこを耐えて続けて頂いたようで、3週間目になると、サラサラっと元に戻り、毛先もまとまりながら落ちついておりました。
そこからは、外食した時以外は脱シャンプーされているようです。
何十万人の方に試して頂いたわけではないので、一概に全ての人に合うとも言えませんし、ご自身の頭皮や髪の毛と向き合って行う事が一番だと思います。
シャンプーの香りに癒されたいと思う時もあります。不完全なやり方で、不本意な結果をもたらす可能性もあります。
やってみて合わないなと感じながら無理に続けたりするよりも、普段どおり頭皮にあったシャンプーで優しく洗って下さい。
一応ですが、普段の感じを知ってもらってる方には、誤解されないとは思いますが、僕は、極端なオーガニック思考でもありませんし、ベジタリアンでもありません。外食もしますし、お酒も飲みます。笑
あくまで取り組んで頂いた方の、ごく少数の感想と、個人の見解ですが、プラスのヘアケアより、マイナスしていく事。
これからも、もっと調べていきたいと思うテーマです。