ハナヘナで2度染め ヘナ→インディゴ (保存版)

今回は、ハナヘナの基本の2度染めをご紹介いたします。

2度染めは、ヘナナチュラルでオレンジに染め、その後インディゴ染め(藍)をして、オレンジを打ち消し、ブラウンに仕上げます。

ヘナとインディゴをはじめから混ぜてあるもので1度染めするより、しっかり染まり、色もちも良いです。ハリ艶も綺麗にでます。

それでは早速スタート

まずは湯洗いして軽く汚れを落とします。

スタイリング剤などがガチガチについてる方は髪の毛を軽くシャンプーしてスタイリング剤を落とします。

ウェットの状態で、ヘナを塗布していきます。

待っている間に髪の毛が浮き上がってきやすい、顔まわり、分け目、耳周り、襟足は、キッチンペーパーで抑える事で、密着させる事ができます。

キッチンペーパーが抑えてくれるので待ってる間の、汗垂れも防止できます。

キッチンペーパーで抑えた上からラップをして、50分待ちます。

さっとヘナを流したら、こんな感じにヘナナチュラルのオレンジが髪の毛にうつります。

これで、ベースの完成です。ここまで約1時間

次に、オレンジを打ち消し、ブラウンに仕上げるために、インディゴ(藍)を塗布していきます。

こちらもヘナと同じ天然100%。

ナンバンアイという葉っぱを粉末にしたものを、お湯でといてペーストにし、塗っていきます。

同じく50分

ヘナのオレンジの上に、インディゴ(藍色)がのる事で、オレンジを打ち消し、ブラウンに仕上がります。

仕上がりはこちら。染め上がりは若干グリーンぽく仕上がりますが、ここから48時間かけて、インディゴが発酵、酸化し、色が変化して、ブラウンに落ち着いていきます。

近くでみるとこんな感じ。

ヘナ 1時間

インディゴ 1時間

カット 30分

髪の長さや、かなり暗めに染めたいなど、お客様の希望によって、時間は多少前後しますが、今回のお客様は、2時半で仕上がりました。

ヘナ染めのイメージとして、大まかにこんな感じと把握して参考にして頂けたら幸いです。

ヘナやインディゴは、天然の物なので、

お客様の髪質や、白髪の率、白髪の色(真っ白なのか?キナリなのか?)によって表情が1人1人変わってきます。

そこがヘナ染めの面白いところなんです。

傷みもなくハリ艶がでます。

この後48時間かけて、実際にどれくらいブラウンになるのか?

お客様に48時間密着する事は、できませんので、

次のブログで、切った髪の毛の様子を48時間観察し、色の変化を見ていきます。

それでは、また2日後にブログにアップしますね!