こんにちは、
リタッチカラーというメニューが美容室にはあるのですが、
リタッチとは、生えてきた黒髪の部分を毛先の色に合わせて染めるヘアカラーです。
意外とリタッチだけでも、綺麗に全体染めたように見えるんですよね。
年齢を重ねるごとに、肌のくすみが気になってきました。
因みに僕も1か月〜1か月半おきくらいに、リタッチ(生えてきたところだけを染める)を続けてます。
ヘアカラー肌を明るくみせ、健康的な印象を与えてくれます。髪が綺麗でも、顔色が暗くみえてしまうのはもったいないので、僕は少しヘアカラーで明るさを出してます。
美髪のまま、ヘアカラーを楽しむ方法のひとつとして、リタッチカラーは有効です。
リタッチカラーで、取り返しがつかなくなるほど髪が傷むことはありません。(アレルギーなどを除いて)
リタッチの最大のメリットは
“生えてきたところだけを染めるので、髪を傷ませる事なく綺麗を維持できる”です。
毛先に薬剤がつかないので、負担をかけずにプリン状態を抜け出し、
(生えてきた白髪のカバーもできる)
綺麗を維持する事ができます。
自然な茶色に染まるので、日本人の肌にも良く合います。
ココからは施術の話し。
カラー剤を塗布して、時間を置いて、流して、カット込みで全部で、60分〜90分です。
(髪を乾かす時間で、変わるので髪の長さによります。)
まずは、リタッチ前に、保護オイルを頭皮につけて、薬剤から頭皮を守ります。
根元の黒い部分に、毛先の色味に合わせた薬剤を準備。
髪や頭皮に薬剤が付く時間ができる限り短くてすむように、薬剤を調合していきます。*長々と時間を置くと髪や頭皮に、余計な負担がかかる可能性があるので。
地肌に負担をかけたくないので、頭皮に薬剤がたまらないように塗布していきます。
発色が終わりしだい、表面に残っている薬剤を酵素を使って、できる限り分解します。
更に、薬剤のアルカリにより、カラー後不安定になる、髪や頭皮のPH安定をはかるために、PH調整を行い、弱酸性へ戻します。
(元々髪やお肌は弱酸性、ヘアカラーはアルカリ性のものが多いです。)
ファインバブルシャワーで、カラー剤が残らないようにしっかり洗い流します。
カラー後は、髪や頭皮の油分が全てもっていかれるので、ホホバオイルで髪と頭皮を保護。
根元のリタッチカラーでも、moiで行う場合は、ここまで処理をおこなって、できる限り負担をかけないよう、ケアをしてます。
ただし、どれだけケアをしても、夏場は強い紫外線の影響もあり、髪の表面や、毛先の色が抜けがち。
いくら根元を染めてプリンを脱出しても、毛先がキンキラキンだと、ヤンチャ感が出てしまいますので、
色抜けした髪の表面や毛先の部分には、
ヘアカラーより負担の少ない、カラートリートメントでキンキラキンを抑える
もしくは、ヘナやインディゴを使って色味を補充してあげると、負担をかけずに、キンキラキンを抑えながら、全体の色味を上品にキープします。
(僕の髪の毛の場合は、リタッチ→毛先をインディゴで染めてます。ハリコシが増すのでおススメ)
リタッチの最大のメリットは、
“生えてきたところだけを染めるので、髪を傷ませる事なく綺麗を維持できる”
ではありますが、その他にも
全体染めよりも、時間が短く、更に、だいたいのサロンは全体染めよりも、安い料金で設定してありますので、コスパも良いです。
僕がやらせてもらう場合は、カット込み¥6600です。(全体染めはカット込み¥8800)
逆に、差額がそんなにないから、全体染めの方がお得!全体染めてほしい!という方もいらっしゃると思いますが、
リタッチを、半年以上続けたお客様の艶々の髪の毛をご覧下さい。
めちゃくちゃ艶々ですよね。
中には年に1回か2回くらい全体染めをした方もいらっしゃいますが、基本的にはリタッチで続けてもらってます。
全体染めをして、明るくしたり、暗くしたり、色味を楽しむのも、気分が変わってテンションがあがりますが、
毎度まいど、毛先までヘアカラーをいれると、ダメージの蓄積により、髪が纏まりづらくなります。
傷まないヘアカラーは存在しません。
リタッチを続けて、負担をかけないように伸ばした髪の艶もなかなかでしょう?
選択肢の一つとして、考えてみてくださいね!?