湯シャンをはじめたきっかけは?と最近よく聞かれたりします。
湯シャンとは、シャンプーや石鹸を使わず、シャワーのお湯のみで、洗髪を行うこと。
結論から言うと、特別なきっかけはなくて、
数あるシャンプーやトリートメント等ヘアケアの中の一つとして、
湯シャンという理論があったので試しにはじめてみた!
そんな感じだったと思います。
期待するほどの大きな出来事とかはなかったと思います。笑
ヘアケアにこだわるのは、僕が美容師を続けていく中で、髪の素材を綺麗に若々しく保つ事がテーマとしてあるからです。
そこに対して、必要であればシャンプーも使うし、トリートメントも使ってます。
僕自身は、天然オーガニック志向が
特別に凄く強いわけでもないし、湯シャンをごり押しするわけでもありません。
必要だったら使うし、必要なければ使わないという考えです。
例えば、ヘアカラーをすれば、シャンプーをします。
それは、ヘアカラーが頭皮や髪に残留しないように、また少しでも綺麗に色を保てるように、シャンプーや処理剤を使うほうが便利だし、必要だと感じるからです。
勿論シャンプーをすれば、脱脂されますので、保湿も行います。
湯シャンを続けていても、
アルコールを摂取した日や、忙しくて水分補給を怠った、また寝不足などの日は、やはり頭皮は乾燥しますし、フケもでます。
そんな時は、生活習慣の見直しが1番大切ですが、物理的な保湿も必要だと思う日もあります。
繰り返しになりますが、必要であれば使う、必要なければ使わないという、そんなスタンスです。
シャンプーは、どんなモノを選んだとしても洗剤という枠の中から外れる事はありませんので、どんなシャンプーを使っても、あくまで洗剤です。
湯シャンを続けていくなかで、
多少の油汚れ(ご飯屋さんに行った日とか)なら、湯シャンでしっかり流せばある程度落ちる事も実感したので、
毎日使う必要がないと判断して、使わない選択をしているだけで、
使う必要がある場合は、
洗剤(シャンプー)も保湿剤(トリートメントやオイル)もそれぞれの特性考えて使います。
髪を綺麗に若々しく保つ。それが、僕の中のテーマの一つにあって、
その為に何が必要か?
シャンプーやヘアケアもそうですが、
ヘアカラーをするのか?
白髪染めをするのか?
ヘナで染めるのか?
自然体でグレイヘアにするのか?
パーマをかけるのか?
その人の目的の中で、必要なモノコトを選択できれば最善だと思いますし、
頑なに何かに縛られなくても、それで大丈夫だと思います。
違う視点から考えてみると、
何か髪や頭皮のお悩みをかかえている方は、今までのヘアケア習慣に疑問を持ち、1度立ち止まって、見直す事が大切かもしれません。
若いうちは、フサフサで、ブリーチしても、パーマを繰り返しても、まだまだ健康!!多少傷んでも若さで誤魔化す!笑
など、気付きにくい問題ではありますが、
歳を重ねると、白髪、加齢やホルモンバランスの変化よる細毛、癖毛、産後脱毛、などによって、髪質も少しずつ変化していきます。
自分がやりたいヘアスタイルを目指すにあたって、
まずは、
しっかりとした、綺麗で健康な髪の毛があるかないか?という事が凄く大きく関わってくると思います。
最近はウィッグや増毛も進化しておりますが、
髪の素材を若々しく綺麗に保つ。
これからも実体験を交えながら、少しでもみなさんのお役にたてるように、追求していきたいと思います。